山梨県生協連 〜県内5生協の力をあわせて〜

「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議」の可決にあたって
2025年6月4日更新
「2025年国際協同組合年」に際し、「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議」が、5月27日に衆議院本会議、5月28日に参議院本会議にて採択されました。

この決議では、
①協同組合に関する施策の企画・実施にあたり「協同組合のアイデンティティに関するICA声明」(1995年)等を尊重すること、
②持続可能な社会づくりにおける有力な担い手として協同組合を位置づけること、
③民間非営利組織である協同組合の発展に配慮すること、
という3点を基本に、政府が協同組合の振興に積極的に取り組むことが明記されました。

協同組合の共通の意義や政策が、国会で初めて確認された画期的な決議であり、私たち協同組合関係者にとって大きな励ましとなるものです。

2025国際協同組合年のテーマは「協同組合がよりよい世界を築きます」です。このテーマのもと、山梨県生協連と会員生協は、地域に根ざした協同の取り組みを通じて、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。

私たちはこの決議を歓迎し、これを契機として、地域の皆さまとともにSDGsの達成に向けた活動をさらに強化してまいります。また、広く県民の皆さまや関係団体に協力・連携を呼びかけながら、協同組合の価値と可能性をより多くの方に伝えていく機会としたいと考えております。

引き続き、生協および協同組合の取り組みに対しまして、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年6月
山梨県生活協同組合連合会
会長 伏見 孝文